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-スパコン「京」がひらく科学と社会‐ Supercomputational Life Science 2015 (SCLS2015) 開催報告

2015年10月20日(火)、21日(水)に東京大学浅野キャンパスの武田先端知ビルにて、『-スパコン「京」がひらく科学と社会‐ Supercomputational Life Science 2015 (SCLS2015)』を開催しました。二日間のシンポジウムには、教育機関、研究機関、企業、政府関係者、一般の方など143名の方にお越しいただきました。ご参加いただきまして誠にありがとうございました。

一日目の“International Workshop on Current Topics”では、海外の研究機関から4名、SCLSからは4名の研究者らが講演を行い、最先端で行われている計算生命科学の研究が紹介されました。二日目の成果報告会では、15名のSCLS研究者により、スーパーコンピュータ「京」を活用し取り組んできた、分子動力学計算を用いた細胞内分子ダイナミクスの解析、高精度結合自由エネルギー計算による創薬候補化合物の結合予測、階層統合シミュレーション、がんのシステム異常の網羅的解析などの最新の研究成果が報告され、会場から多くの反響がありました。 ポスターセッションには29名が参加し、シンポジウムに訪れた参加者と活発に議論や情報交換が行われました。

「5年前には考えられない勢いで各種の成果が上がってきていることを実感した」「ここで開発されてきたソフトウェアやアプローチのいくつかは、充分に世界を先導できるものであると思われる」などのコメントも寄せられ、生命科学の発展にさらに重要な役割を担っていく計算生命科学の未来を考えるための場を設けることができました。

会場の様子

ポスターセッションの様子

    

シンポジウムの詳細

概要

プログラムと要旨

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