BioSupercomputing Newsletter Vol.10

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2014年度 第1期スーパーコンピュータ「京」と互換性を有するSCLS計算機システムの利用公募

大学、公的機関、民間の生命科学研究者・技術者に、スーパーコンピュータ「京」との互換性の高いSCLS計算機システム(HPCI戦略プログラム 分野1が保有する並列コンピュータ)の利用公募を行い、無料で提供します。
詳しくは分野1(SCLS)Webページをご覧ください(http://www.kobe.riken.jp/stpr1-life/)。
公募期間 2月3日(月)~ 3月3日(月)  審査結果通知 3月下旬
利用期間 2014年4月1日(火)~ 2015年3月31日(火)

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京ブース

岡山県立玉島高等学校での塩基配列の実習

高校出張授業のご案内

SCLSは、計算生命科学の発展を願って、次代を担う日本全国の高校生を対象に最新の科学技術について考え、理解を深めることを目的とした計算生命科学についての授業を行っています。学校や社会教育施設などで行われる授業や、科学技術推進のためのイベント講演会などの目的にご活用いただけます。高校教員を対象とした研修会での授業も実施しています。
詳しくは、Webページをご覧ください(http://www.kobe.riken.jp/stpr1-life/)。また、HPCI計算生命科学推進プログラム 企画調整グループ(e-mail:senryaku1@riken.jp)までご連絡下さい。

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北大-理研ジョイントシンポジウム

学生5minutes session
未来医療を拓く生体予測シミュレーション

-ハイパフォーマンス・コンピュータの医療応用への挑戦-

2013年8月1日(木)北海道大学学術交流会館講堂にて、「未来医療を拓く生体予測シミュレーション-ハイパフォーマンス・コンピュータの医療応用への挑戦-」を、北海道大学創成研究機構とSCLSの共同主催で開催しました。スーパーコンピュータ「京」を活用した最先端研究を行っている研究者とともに、バイオメカニクス、生体システム、生理機能の研究者を招いて、ハイパフォーマンスコンピュータを用いた医療技術・予測医療の可能性について討論をしました。
学部生、大学院生を対象として、『スパコン「京」を利用できたら、どんな医療応用を目指した研究をしますか?』というテーマで公募を行い、6人の大学院生の方に発表をしていただきました。素晴らしい発表をありがとうございました。

発表者のみなさん

発表者のみなさん
左から八幡健太さん(埼大院)、富田直さん(北大院)、Stephanie Nixさん(東北大院)、武石直樹さん(東北大院)、大谷智仁さん(阪大院)、荒井雅貴さん(九大院)

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HPCI戦略プログラム 分野1×分野2 シンポジウム in 名大

「生体分子複合システムを計算する-相互作用は何をもたらすのか-」

生体分子複合システムを計算する

2013年12月17日(火)名古屋大学IB電子情報館大講義室にて、分野1と分野2が協力して、相互作用が誘起する分子機能発展メカニズムに焦点をあて、ハイパフォーマンスコンピューティングがもたらす可能性をテーマとしたシンポジウムを開催しました。
対象は生体分子ですが、分野1、分野2を含めそれぞれ異なる バックグラウンドの研究者による発表に対し、研究者間の活発な質疑討論が交わされました。

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第3回科学の甲子園全国大会(3月21日(金)~24日(月))

全国の高校生がチームを組んで科学の知識と技能を競う科学の甲子園に、SCLSが出展します。(3月23日(日))

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文部科学省高性能汎用計算機高度利用事業

HPCI戦略プログラム 分野1
予測する生命科学・医療 および創薬基盤

Supercomputational Life Science

SCLS

HPCI戦略プログラムは、スーパーコンピュータ「京」を中心としたHPCI(High Performance Computing Infrastructure)を最大限に活用することによって、戦略的に取り組むべき5つの研究分野において画期的な成果を産み出し、計算科学技術の飛躍的な発展を目指す文部科学省のプログラムです。
「予測する生命科学・医療および創薬基盤」は、理化学研究所を代表機関として、大規模シミュレーション・高度なデータ解析に基づく生命現象の理解と予測、およびそれを通じた薬剤・医療のデザインの実現を目指して研究を実施しています。

奥付